こんにちは、オトサラです!
『コンサル一年目が学ぶこと』についてご紹介します
『コンサル一年目が学ぶこと』はシリーズ18万部突破の大人気のビジネス本です。
外資系コンサルティング出身の著者:大石哲之さんが各界で活躍する本コンサルタントに取材してまとめた仕事術に関する入門書です。汎用性が高く、どんな職場でも活かしやすいのが魅力です。
- コンサル一年目が学ぶことをおすすめできる人
- 書評/要約とオトサラの感想
- 無料で読む/聴く方法
全サラリーマンにおすすめですが、記事内ではちゃんと深掘りしてお伝えします!
この本の構成は以下の通り。
- コンサル流話す技術
- コンサル流思考術
- コンサル流デスクワーク術
- コンサル流ビジネスマインド
合計30個の重要スキルが紹介されており、それぞれ独立した内容なので気になるスキルから読んでも内容が理解できます。
本記事では各章で特にタメになったテクニック9個を紹介しています。気になる章がある人は、是非そこから読んでください。
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飛ばずに記事を読んでくださっているあなた!
無料で聴く方法も、こっそり最初にお伝えしますね♪
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『コンサル一年目が学ぶこと』をおすすめできる人
本音では全サラリーマンが読むべき本だと思っています
本書の前提:コンサル意外にも役立つの?
本題の前にこの本の前提について確認しておきましょう!
本書はコンサルタントのためだけのものではありません。普遍的な仕事力をまとめるために筆者が取材と経験を通じてまとめた汎用的な1冊です。
各界で活躍する元コンサルタントに取材をし、15年前の新人時代に学んだことの中で、15年たっても記憶に残っていること、15年たっても役に立っていること、つまり、職種・業界が変わっても通用し、また、リーダーや経営者の立場になっても通用していることを挙げてもらいました。
コンサル一年目が学ぶこと
それこそが、15年間磨かれ光輝くようになった、ダイヤモンドの原石にあたるようなスキル・経験だからです。
職種業界を問わず15年後にも役立つスキルを、社会人一年目で学んだときの基礎的なレベルから理解できるようになるのが本書の特徴ですね!
『コンサル一年目が学ぶこと』をおすすめできる人
「コンサル一年目が学ぶこと」は以下のような人の悩み解決に役立ちます。
- 若手の頃から仕事で活躍したい
- 成果を出す仕事の進め方を学びたい
- 効率的な仕事術を学んで残業を減らしたい
考えることが仕事内容に含まれる方は仕事の精度/スピードが格段に上がります!
『コンサル一年目が学ぶこと』の要約・書評
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この本では30個の重要スキルが紹介されています。
構成は以下の通り。
- コンサル流話す技術
- コンサル流思考術
- コンサル流デスクワーク術
- コンサル流ビジネスマインド
各章の内容は独立しているため、どこから読んでも理解できます。
各章からピックアップして紹介します!
詳しく知りたい、他の項目も見たいという方はぜひ本でご確認ください
コンサル流話す技術
話す技術では9つの重要スキルが紹介されています。中でも特におすすめな3つを簡単に紹介します!
- 結論から話す
- Talk Straight 端的に話す
- 数字というファクトで語る
結論から話す
これはビジネスにおけるコミュニケーションの鉄則です。
コンサルティング会社では、あらゆるものが、「結論から」のフォーマットに沿っていました。そして、常にそれを意識するよう、すべてにおいて徹底されていました。コンサルティングの報告書はもちろん、日常のメール、メモ書き、上司とのやりとり、すべて、結論から言うことが徹底されました。
コンサル一年目が学ぶことより引用
結論から話す方法論としてPREP法が紹介されています。
PREPとは以下の頭文字を並べたもので、この順番に話す/書くことがPREP法です
- Point = 結論
- Reason = 理由
- Example = 具体例
- Point = 結論の繰り返しで締める
この構文で頭の中を整理して、結論から話せるように繰り返し練習しましょう!
Talk Straight 端的に話す
本書ではこのように定義されています。
Talk Straight = 駆け引き抜きに、率直に、簡潔に、端的に話す
コンサル一年目が学ぶことより引用
例えばこんなイメージです
遅れている作業について上司から進捗確認がありました
「あの調べ物はできた?」
と上司に聞かれたらなんと答えますか?
ついつい進み具合や遅れている理由を話す方もいますが、最初に答える必要があるのは「できた 」か「まだできていない」のいずれかです。Yes /Noが明確になるとなぜ?どうして?とコミュニケーションが図られて問題の所在がわかっていきます。
まずは聞かれたことに端的に答えましょう!
数字というファクトで語る
ファクトとは事実のことです。つまり自分の経験談や、気の利いた言葉ではなく、動かしようのない事実をさします。事実の最たるものは「数字」です。
数字というファクトで語ることで、年齢や経験に関係なく対等に話ができ、人を納得させられます。
数字こそが、一年目の武器になる。おかしいと思ったら、事実をあつめて数字にする
コンサル一年目が学ぶことより引用
経験の少ない人が価値を出す有効な手段が数字を集めて、事実として話をすることです。
コンサル流思考術
思考術では6つの重要スキルが紹介されています。中でも特におすすめな2つを簡単に紹介します!
- 「考え方を考える」という考え方
- 雲雨傘低難の基本
「考え方を考える」という考え方
これは仕事の進め方の基本を表しています。
考え方を考えるとは、別の言い方をすると、どのように考えたら答えが出るのか、その道筋をまず考える、ということです。つまり、まずはアプローチ方法を考案して、それから行動に移す。
コンサル一年目が学ぶことより引用
手を動かして作業を始める前に進め方を考えて合意を取ることが重要です。なぜなら手順自体を間違えて進めた場合の手戻りは大きな時間のロスにつながるからです。
方向性の確認は上司にとってもメリットがあるので積極的に行いましょう!
雲雨傘提案の基本
雲雨傘論理は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
雲・雨・傘の理論は「事実」と「解釈」と「アクション」の区別をつけるための例えです。
「黒っぽい雲が出てきたので、雨が降り出しそうだから、傘を持って行った方がいい」
この文章を事実と解釈とアクションに分けると以下のようになります。
- (事実)空を見てみると、雲が出ている
- (解釈)曇っているから、雨が降りそうだ
- (アクション)雨が降りそうだから、傘をもっていく
ここで大切なのは2つ!
・雲雨傘はセットで考える
・雲雨傘は区別して伝える
セットで考えられていない場合、聞き手に疑問が残ります。
- 雲(事実)だけ集めても、だから何なのか?
- 傘(アクション)だけ提案しても、なぜそうなのか?
事実と解釈が区別できていない場合、聞き手が混乱します。
事実であれば変えようがないですが、解釈であれば違う意見もありうるからです。
雲雨傘はセットで考えを整理して、他人から見ても区別がつくように伝えましょう!
コンサル流デスクワーク術
デスクワーク術では7つの重要スキルが紹介されています。中でも特におすすめな1つを簡単に紹介します!
最終成果物から逆算して、作業プランをつくる
作業プランニングの方法についてです。
コンサルタントのアプローチは、アウトプットから逆算する方法です。
アウトプットドリブン
仕事を始める時点で、最終アウトプットの骨組みを作ってしまい、そのアウトプットから逆算して作業する。
コンサル一年目が学ぶことより引用
この方法を用いることで、以下のようなメリットがあります。
- 最終成果物がイメージできる
- そのために必要なタスクを洗い出すことができる
- ワークプランができる
- それぞれの作業を切り出して、複数人に同時に依頼することができる
- うっかりがない
私もプレゼン資料作成の際には、骨子のみ作成して社内合意を取得後、複数人に具体の作業を依頼して進めています
コンサル流ビジネスマインド
ビジネスマインドでは8つの重要スキルが紹介されています。中でも特におすすめな2つを簡単に紹介します!
- ヴァリューを出す
- スピードと質を両立する
ヴァリューを出す
ヴァリューとは直訳すると「付加価値」です。
本書では仕事における価値について以下のように書かれています。
他人に対する貢献ができ、相手がそこに価値を感じてくれたとき、その仕事には、ヴァリューが生まれる。
コンサル一年目が学ぶことより引用
あくまで相手が決める、という点がポイントです!
もう少し具体的に考えてみます。
- Webサービスを作っているなら、利用者を満足を
- 機械を作っているなら、機械を利用する人の効率化やコスト減を
- 旅行会社ならば、旅行客が感謝してくれるような旅を
提供できると価値(ヴァリュー)を提供できたと言えるでしょう。このゴールをブラさずに仕事に取り組むことが大切です。
スピードと質を両立する
スピードと質は両立できると思いますか?
時間をかけないといいものはできない、は嘘
スピードを追求すると、質も上がる。
コンサル一年目が学ぶことより引用
具体的には、「Quick and Dirty=素早く、汚く」の考え方です。
時間をかけて100点を出すより、短時間で60点を出す方が良いという意味です。
Quick and Dirtyが理にかなっている点として2つ紹介されています
- 時間をかけずに、大枠の方向性を決める
一つ目は時間の観点です。
大切なのは仮説検証のサイクルを高速で回すことです。そのためにも大まかな答えを見つけることを最優先します。 - チームの一員の責務として、リスクは早めに開示する
二つ目はリスクコントロールの観点です。
方向性が間違っていても、早い段階ならチームメンバーが協力して方向修正が可能です。リスクこそ早め早めに上司に報告・相談するようにしましょう。
オトサラの感想
最も重要だと感じた項目を1つ紹介します。
Talk Staight 端的に話す
これは仕事を依頼する機会が増えてきて特に重要度を実感します。
この項目が苦手だとコミュニケーションコストが高い人として認識され、裁量の大きな仕事は回ってこなくなります。
優秀な社内のメンバーの力を借りるためにも、質問に端的に答える話し方は重要です。
聞かれたことに端的に答える
今日から実践できるので、ぜひ徹底しましょう!
『コンサル一年目が学ぶこと』を無料で読む(聴く)方法
コンサル一年目が学ぶことは定価1,650円です。
単行本 | 電子書籍 | オーディオブック | |
---|---|---|---|
定価 | 1,650円 | 1,485円 | 2,030円 |
無料体験 | なし | あり | あり |
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汎用的なビジネススキルを身につけよう!
コンサル一年目が学ぶことの要約・感想をまとめました
このタイトルで紹介されている30個のテクニックから、私が実践して特に良かった8項目を紹介しました。
- 結論から話す
- Talk Staight 端的に話す
- 数字というファクトで語る
- 「考え方を考える」という考え方
- 雲雨傘提案の基本
- 最終成果物から逆算して、作業プランをつくる
- ヴァリューを出す
- スピードと質を両立する
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