この記事では読書が苦手になる原因、その対策としておすすめの読書法やサービスを紹介します。
この記事においての読書とは、学びを目的としたものを指します。例えば、以下のような悩みを解決するために行うもの。
- 心身ともに健康に過ごしたい
- 仕事でもっと成果を上げたい
- 身近な人間関係を改善したい
- お金に困らない生活をしたい
皆さんは読書にチャレンジして挫折した経験ありませんか?
私は何度も経験しています
買ったまま読んでない本を見るのって嫌な気持ちですよね…
読書が苦手な人は珍しくなく、読書ができる社会人は少数派です。
一方で成功した人に読書家が多いのも事実。せっかくなら「読書できる人」になって自分の目的を達成したいですよね?
この記事では、読書が苦手な原因と超具体的な対策を紹介します。
ぜひ最後まで読んで自分に合った対策を試してみてください!
読書が苦手になる原因 5パターン
読書が苦手になる原因を分解して把握すれば対策可能です。
読書が「苦手な人」と「好きな人」を対比しながら違いを確認していきましょう!
読書が苦手な人と読書が好きな人の違い
読書の流れに沿って違いを確認します
- 読書の時間が確保できない
- アタリ本を見つけられない
- 活字が多くて読みいくい
- 全てを読もうとして挫折
- モチベーションが下がる
悪循環になっており、次の本に手が伸びにくくなってしまいます。この各工程に読書が苦手になる原因が隠れています。
一方で読書が好きな人はこんなイメージです。
- 読書の時間が決まっている
- アタリ本を見つけられる
- 読みやすい本/サービスを活用
- 目的にあった情報を入手
- 行動して読書の成果が出る
こちらは好循環になっていますね。
この各過程に合わせて読書が苦手になる原因を解説していきます!
原因① 読書の時間が確保できないから
1つ目の原因は時間の使い方です。
例えば、こんな経験はありませんか?
- 夜に読もうとして疲れて寝てしまう
- 通勤中に読もうとしてSNSを見てしまう
- 休日に読もうとして遊びに行ってしまう
一方で読書が好きな人は読書時間をこんな風に捉えています。
- 毎日決まった時間で読書する
- スキマ時間を読書に充てる
- 音声を活用して”ながら読書”
※音声での読書については記事の後半で解説
いかに時間確保する仕組みを作るかが重要です
原因② アタリ本に出会えないから
2つ目の原因は本の選び方です。
アタリ本に出会えるかは読書を好きになるかに大きく関わります。アタリ本とは読書の目的を達成できる本を指します。
- 1から自力でさがしている
- どれか1冊に絞り込んでいる
- 自分の好みを知らない
一方で読書が好きな人はこんな風に本を選びます。
- 人の力を借りて探す
- たくさんの本から探す
- 自分の好みを知っている
本選びのいきなり質を上げるのは難しいので、まずは沢山の本に触れることが大切です
原因③ 活字が苦手だから
3つ目の原因は活字が負担になっているからです。
読書に苦手意識がある方には活字が苦手な方が多いです。しかし、選ぶ本は活字ばかり…という矛盾に陥りやすいので注意です!
- 活字しかない本を選ぶ
- 詳しい本から読もうとする
一方で読書が好きな人はこんな本を選びます。
- 入門書からスタートする
- 図解やイラストが豊富な本を選ぶ
- 紙以外の方法でも読書する
読書好きほど”読む負担”を上手く減らしています
原因④ 全てを読もうとしているから
4つ目の原因は、本のやめ時についての考え方です。
イマイチな本に時間がかかってしまい、読書自体から離れてしまった経験はありませんか?
- 読み切ったのは年に2冊
- 手に取ったのは年に3冊
一方で読書が好きな人の場合は読み切ることにこだわりません。
- 読み切ったのは年に30冊
- 手に取ったのは年に50冊
読書好きな人は20冊の読み切らない本がありますが、苦手な人の15倍もの学びを得ています
原因⑤ 読書の成果を感じないから
5つ目の原因は読書後の行動に関わることです。
学びを目的にした読書の場合は読書後の行動も重要です。頭の中に情報があるだけでは現実世界は変わらず、読書の成果を実感できないからです。
- 目的の情報を得る前に挫折
- なんとか読み切って満足
一方で読書が好きな人は読書後の行動も意識しています。
- 目的を達成するために行動する
- 知識の定着のために発信する
時間も費用もかけたので、回収しないともったいないですよね
読書の苦手を克服するおすすめ対策 3選
紹介する対策は3つです。
- アタリ本と出会う数を増やす
- 目的達成のための検索読みをする
- 読書が楽になるサービスを利用する
対策① アタリ本と出会う数を増やす
アタリ本とは、学びが得られる本を指します。
出会う数を増やす方法は以下の2通りです。
- お試しする本の数を増やす
- アタリの確率を上げる
お試しする本の数を増やす
費用をかけすぎずに、本の数を増やすおすすめの方法はこちら。
- 図書館でまとめて借りる
- 読み放題/聴き放題のサービスを利用
- Kindle Unlimited
- Audible /audiobook.jp
- 本屋で目次を立ち読みする
費用重視なら図書館です!
聴き放題サービスも無料体験やキャンペーンで安く利用できるので要チェックです
アタリの確率を上げる
こちらは徐々に上達するはずです。
- 読みやすいシリーズで探す
- 著者を起点に探す
- ジャンルを起点に探す
- 人のおすすめを参考にする
今までのアタリ本を思い出してください
そのシリーズ・著者・ジャンルを起点に広げていくと確率があがりやすいです
対策② 目的達成のための検索読みをする
「検索読み」とは目的の情報を探すために本を利用する方法です。
ネットで情報を探すときは違和感があったら記事を読み切らずに、次の記事を探しにいきませんか?
読書でもそんな読み方をすると目的の情報を得るスピードが上がるんです
検索読みの具体的なやり方
以下の手順で実施します。
- 目的を決める(何を知りたいか)
- 目的にあったジャンルの本を5冊くらい用意
- 「入門」「初心者」「図解」がおすすめ
- 図書館や読み放題/聴き放題がコスパが良い
- 目次を見ながら気になる章だけ読む
- 目的にあってそうな章から情報を探す
- 見つかるまで③と④を繰り返す
「読む」より「探す」に近い感覚です。
対策③ 読書が楽になるサービスを利用する
読むのが苦手なら読まない工夫も有効です。
- 読む負担を少なくする
- 読まない
「負担を減らす」のは本の要約サービス、「読まない」のはオーディオブックがおすすめです。
本の要約サービス
本の要約サービスとは、本の内容を1冊10分で読めるようにまとめてくれるサービスです。
代表的なものにはflier(フライヤー)があります。
- 月額2,200円で約2,800冊が読み放題
- いま読むべき書籍をピックアップ!
- 高い品質にこだわった要約!
- いつでもどこでも読める!
- 気になった本はECサイトから購入!
1冊10分なら挫折せずに読めそうではないですか?
ブログやYouTubeにも本の要約書評はたくさんあります。どうしても無料が良い方や本探しの参考に利用するのがおすすめです。
オーディオブック
オーディオブックとは、本の朗読サービスです。
- 活字が苦手でも読書が続く
- 繰り返し聞けて頭に残りやすい
- 本の全文が聞けて学びが多い
- ながら聴きで時間確保できる
- 月額の支払いで予算が明確
代表的なものにはAmazon Audibleやaudiobook.jpがあります。いずれも月額制で対象のタイトルが聴き放題のサブスクサービスです。
当ブログでも詳しく解説しています
それぞれの対象作品は記事の最後に紹介しています!
まとめ:アタリ本に出会うことが読書を好きになる第一歩
読書が苦手になる原因と対策(読書法、サービス)について紹介しました。
- 読書の時間が確保できないから
- アタリ本を見つけられないから
- 活字が苦手だから
- 全てを読もうとしているから
- 読書の成果を感じないから
おすすめの対策は3つです!
- アタリ本と出会う数を増やす
- 目的達成のための検索読みをする
- 読書が楽になるサービスを利用する
図書館やお得なサービスを利用して本との出会いを増やし、目的にあった情報を「探す」感覚で読書するのがおすすめです。
ぜひ、お試ししてみてください!
【参考】オーディオブックの比較とおすすめタイトル
オーディオブックのサービスをもう少し詳しく紹介します!
Audibleとaudiobook.jpの比較
大きな違いは値段です。
- Audibleは月額1,500円
- audiobook.jpは月額950円
- 年割なら8,800円(月当たり734円)
いずれも対象作品が聴き放題のため、聴きたい本が対象に含まれるかが重要です
Audibleの聴き放題で聴けるおすすめタイトル
\ 12万作品が1,500円で聴き放題 /
audiobook.jpの聴き放題で聴けるおすすめタイトル
\ 14日間無料で聴き放題 /